こんにちは☺attttyです。
「うぇーーーん!!!いかないーーー!!!」
「いやーーーっ!!!」
もうどうしてあげたらいいの???って思ってしまう朝。
そんな先生方へヒントになれば嬉しいです。
この記事ではこんなことをお伝えします
- こどもたちが泣いたり、怒ったりする理由
- 泣いたり不安そうにしていたりするこどもさんへの声のかけ方
- 4月に目標にすべきこと3つ
4月の朝は、どこの園でも賑やかな声があちこちのお部屋から聞こえてきますね。
その瞬間が訪れるのが、朝。
先生方の中には遠くのお部屋にいても「あ!○○ちゃん来た!」と分かる先生もいるのではないでしょうか?
個人差はありますが、【前日】【朝起きたとき】【車を降りた瞬間】からスイッチが入ったように「行きたくない」と言い始めるのです。
昨日までにこにこだった子が、真逆の反応を見せるとびっくりしますよね。
このような反応は、特に登園初日や週明け、連休明けに多々見られます。
先生方や保護者の方にとっては気合が必要な時間です。
では、なぜなのでしょうか?一緒に考えていきましょう。
- 初めての園生活に慣れない
- 保護者の方がいない不安
- 園生活の中に不安な要素がある(友達関係・実はわからないことを聞けない…など)
- ともだちも泣いている
- 突然前日や数日前のマイナスな出来事を思い出す
- 自分の居場所がわからない
- 何をして過ごせばよいのか分からない
など、まだまだこの他にもあると思います。
その不安を拭う方法をまだ身につけていないですし「大丈夫だった!」の成功体験がとっても少ないんです。
こどもさんにとっては、毎日が積み重ねでこの不安を拭えるようになるのに長い時間をかける必要がある場合もあります。
自分の経験や他のこどもさんのスピードと比較してしまわないように、昨日のこどもさんと比べて見守ってあげましょう。
上記の例のように、こどもさんたちが泣いたり不安そうにしたりするなどの感情をあらわにする理由は様々です。
では、どのように声を掛けてあげたら良いのでしょうか。
まず「どうしたの?」「泣きたい気持ちだった?」「さみしかったね」などと声を掛ける
お話が上手になってくる年齢のこどもさんには【理由】を、年齢の低いこどもさんへは【あなたの気持ち(感情)が伝わっている】ことを声掛けすることが有効だと思います。
「泣いても分からないよ!」など一生懸命身体を使って感情を表現していることを否定することは、こどもさんたちにとってより一層感情を爆発させることや大人への不信感に繋がりやすいです。
集団生活での理解者が先生たちであることを、その関わりから繰り返し伝えていくことが大切です。
そして、コミュニケーションを使って気持ちをコントロールしたり、行動を修正する経験を重ねたりする経験をたくさん積ませてあげましょう。
「教えてくれてありがとう。じゃあ、先生といっしょに○○してみようか」
これは、年長児になると必要なさそうに思える声掛けかもしれませんが、大人でも『1人じゃない』と思えるとなんだか安心しませんか?
伝えてみて、「自分で出来る」とこどもさんの意思表示があるのならその気持ちを優先してあげましょう。
そういう選択肢があることをこどもさんたちの心の片隅にでも留めてもらえたら、これからいくつも経験する初めての出来事を友達や先生方と一緒に乗り越えていくお守りになります。
「頑張ったね。○○できたね!」
この声掛けの時には、その姿を見ていてあげることが大切になります。
見ていないと思っていても、こどもさんたちは先生がちゃんとみてくれているか実は確認していますよ。
そして、こどもさんの行動を具体的に褒めることでこどもさん自身も何が出来たのか実感しやすくなりますね。
いわゆる成功体験に繋がるきっかけの1つです。
何が出来ていて、何が出来ていないのかこども自身が自分を客観的に捉えることにも繋がります。
もしも、出来ていなくても【やろうとしたこと】【挑戦したこと】を認めてあげると安心するのではないかと思います。
間違いがあるときには、「次は○○からしてみようね」と伝えてみると、否定ではなくアドバイスと受け取ることができるこどもさんもいますので、試してみて下さいね。
こどもさんたちの不安定な姿に先生方も焦りや不安を感じる方も少なくないと思います。
ですが、上記の姿も踏まえて
- 園を安心だと思えるようになること(人や物の環境に慣れる)
- 先生と一緒に生活の流れを確認すること(先生との信頼関係を築く)
- 「できた!」「楽しかった!」の日をたくさん積み重ねること
ではないかと思います。あくまでも私の持論ですが…(もちろんカリキュラムも大切です!)
園によっては、活動内容が豊富のところもあるとは思いますがまだまだ楽しむ余裕がない子も多いことでしょう。
『こんなことをするんだ』と知ってもらう期間だと考えて、こどもさんたちの得意不得意を見つけてみてはいかがでしょうか?
そうすると、保育をするときのヒントも見えてくると思いますよ!
たくさん観察して、根気強くこどもさんたちと関わって、分析をしてみましょう。
すこしでもこどもたちの為に頑張る先生方の心のよりどころになりますように。
atttty
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