こんにちは!attttyです☺
4月がスタートして半月が過ぎました。
朝の子どもさんの送り出しに奮闘していらっしゃる保護者の方も多いのではないでしょうか。
そんな皆様の心の拠りどころになればと思います。
この記事ではこんなことをお伝えします!
- 4月ってこどもにとってどんな時期?
- 元気に登園する子と不安が強い子の違いって何?
- 困ったときの対処法
大人にとっても新年度に入るこの時期は、どこか落ち着かないような感覚ではないかと思います。
こどもたちにとっても、【変化のオンパレード】なんです。
- 部屋の環境(物の配置・使うもの・いつも見ていた飾り…)が違う
- 友達や先生が変わる
- 自分に対する声掛けや接し方が変わる
- 新入園児さんにとっては、一番安心できる保護者の方がそばにいない などなど
「え?園も変わってないし、今までいた先生もいるのに?なんで?」とたくさんの声が聞こえてきそうですが初めてきた場所のように感じる子どもさんもいます。
そして、普段と変わらないように見える子も実は感情や気持ちの出し方が分からないだけで、不安や戸惑いを少なからず感じています。
さて、こどもたちがどのように感じているのか一緒に考えていきましょう。
簡単に言ってしまうと、【物事の捉え方・感じ方が極端に違う】です。
どのように違うのか例を挙げてみると… ≪例:クラスが変わる≫
元気に登園している子
- お部屋どこにあるんだろう、探検みたいで楽しいな~!
- もう○○ちゃん来てるかな?
- お兄ちゃんになったから、小さいお友達に教えてげなきゃ!
このように【期待を持つ】【自分の成長を喜ぶ】【誰かと一緒が嬉しい】などの気持ちをもつことができています。
行き渋りがある子
- どこからお部屋に行ったらいいの?
- お部屋に入ったら何をしたらいいの?
- 誰に聞いたらいいの?
一方では【前と違うから心配】【挨拶できるか不安】【恥ずかしい】などの気持ちを持っている子がいます。
大人は、このような経験をたくさん積み重ねてきたので『行ったら楽しい』『場所がちょっと違うだけ』『すきなおともだちがいるから大丈夫』と思えることを知っています。
でも、こどもたちは今それを経験している過程です。
ここには一例のみ挙げましたが、大人が思ってもいないことを考えていたり感じていたりすることはたくさんあります。
保育のプロである保育士さんや幼稚園の先生でもこどもたちや保護者の方によーく話を聞くと毎年びっくりさせられる気付きがあってそれもまた私たちにとって学びになっています。
じゃあ、そんな時どうしたら良いのか一緒に考えてみましょう!
私が実際にやっていたことや保護者の方が実際にやられていたことをいくつかご紹介します。
- 「どきどきしてるんだよね」など気持ちを代弁しながら、スキンシップ(手を繋ぐ、膝に乗せる、抱っこなど)
- 10秒保護者の方に抱きしめてもらったら「またあとで」の約束をして保護者から抱っこで預かる
- 絆創膏に似顔絵やキャラクターを描いて貼り、「ここにママもいるからね」と伝える
- おうちに帰ったらやりたいことを決めて、「バスに乗って帰ってきたら一緒にやろう」などの約束をする
など、こればかりでは上手くいかないので毎日あの手この手で保護者の方からお預かりしていました。
まとめ
毎朝が戦いの保護者の皆様、先生たちと協力して一年のスタートを切りましょう!
まずは、こんなふうに送り出してみませんか?
本人が不安に思うことを「そうだね。うんうん。」と聞いてあげましょう。
分かってもらえた安心感がこどもたちに芽生え、気持ちが少しずつ落ち着きます。
不安から保護者の方から離れられない子どもさんには、「10秒ぎゅー」したら「またあとで」の約束。
その後は、すぐに先生にお預けしましょう!そして、笑顔で「行ってらっしゃい」を伝えて離れて下さい。
帰ってきたらまずは、頑張ったことを褒めて、力一杯ぎゅーっと抱きしめてあげましょう。
保護者の方のぬくもりや鼓動にこどもたちはとっても安心します。
すぐに心配は拭えないかもしれませんが、そんな時には園での様子を先生方に尋ねてみましょう。
先生たちは、保護者の方と一緒にお子さんの成長を喜びたいと思っていますよ。
こどもたちを見守る方々に、少しでもほっとしてもらえますように。
atttty
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